今まで、墓所までの入口や通路が狭くて重機が入らないため、地盤改良を諦めていた墓域でも、一輪車が通るスペースがあれば、D BOX-Kによる地盤改良が可能になります。また、広い範囲の墓域でも区画毎に施工が出来るため、少人数でも工事可能です。

「土のう」を現代の地盤対策施工技術として活用できるように開発された工法で、地盤補強、振動低減対策、液状化対策などの効果を持つ地盤改良の製品です。

土のうに荷重が加わることで袋に戻ろうとする張力が発生します。この張力は土粒子間に摩擦力を発生させ、大きな強度を発生します。

• 墓地の地盤補強効果…沼地などの超軟弱地盤の補強にも有効。
• 墓石への地震動の低減効果
• 液状化防止効果
• 凍土防止効果

• セメントなどの固化材を一切使用しないため、墓地周辺の樹木や生物に悪影響を与えない。
• 袋の素材はポリプロピレン（PP）製のため、土中では分解される事がなく、土の成分に悪い影響を与えない。製品の耐久年数は半永久的。
• D BOX-Kは水を通すため、墓地の土中に敷設した際、地下環境に影響を与えない。

• 基本的な作業内容は、D BOX-Kに砕石を投入して、フタをして、転圧を行うだけなので、石材店が持っている手法で対応できる。
• 狭い墓地でも効率よく作業する事ができる。
• 重機を使用できない墓所でも施工可能。

• 墓地の地盤補強を表層改良の施工で効果を得る事が出来る。
• 墓地の地盤補強と振動低減・液状化防止を同時に実現する事が出来る。
• D BOX-Kを敷設した墓地周辺地盤そのものの強度を上げることが出来る。

• 日本興亜損害保険（株）がD BOX-Kで施工した現場を補償。
• 46ヵ国に通用する国際特許を取得。
• 国土交通省NETISに登録。（登録番号：KT-100098-A）

• D BOX-K施工管理資格者にしか現場管理出来ないため、他工事と差別化が出来る。

	従来の工法	D BOX-K
既存墓石	一斉に墓石撤去をしなくてはならないため、広い置き場が必要となる。	区画毎の施工が可能で狭いスペースの置き場で済む。
遺骨	仮安置所が基数分必要となる。	仮安置所が最小限で済む
必要機材	大型重機が必要となり、そのための搬入路の確保が必要。	一輪車で可能。
工事の規模	建設会社が関わるような大規模工事となる。	区画毎の施工が可能な為、小規模工事で進める事が出来る。

• 1）敷設する箇所の堀削
• 2）ロックジョイントを使用して連結
• 3）堀削した箇所に敷設
• 4）D・BOX-Kに決められた容量の中詰材料を投入
• 5）中詰材を均等にならし、上面のマジックテープにて閉口
• 6）各段階毎に転圧
• 7）ブルーシートを敷きD・BOX-Kに流れ込まないようにする
• 8）基礎工事終了後、水抜き部分のシートカットする。